トッププロの皆さんのプレイを実際に見たことがある方々は特に思うでしょうが
基本的に矢速が凄いです。
そのなかでも、千野 真澄選手、マーク・クヨス・アラビス選手・松本 嵐選手などが凄いです。
実際見た感じ、手を離した瞬間にボードに刺さっているかのような矢速です。
また直接見ていない方でもDVDなどの動画でみて憧れる方も少なくないと思います。
実際に矢速があると様々なメリットがあります。
1・軌道が直線に近いためラインをイメージしやすい。
2・刺さっているダーツにはじかれづらい。(飛びがよければ)
3・投げていて気持ちがいい!
まぁ、3番目は気持ちの問題なので特にメリットはなさげですが、投げていて気持ちいいにこしたことはありません。
そして矢速があることに対してのデメリットは特にないかと思います。
では矢速があったほがいいじゃん!矢速上げて投げよう!!
これはちょっと待ったです。
無理に矢速をあげようとしたら間違いなくフォームを崩すことになります。
ではどうしたらいいのか?
これについてはどうしたら矢速があがるのか?これについてしっかりと理解している必要があります。
まず矢速を上げるために必要な事は、
1・ダーツに対して正しく力を伝えること
2・体のぶれをなくす
3・ダーツの重みをしっかり感じ取る
4・力まない
特に大事なのはこの4点です。
2番以外に言えることですが、正しくダーツに力を伝えるにはグリップが大きく関係してきます。
このためにとるグリップの形としてダーツを深く持つ方法があります。
僕は現在3フィンガーで人差し指の第2関節と親指の第1関節の少し上あたりでで挟んで中指は軽く添える感じのグリップで投げています。
このグリップに対して指先でダーツを持ってなげるようなグリップをとりいれているかたもいます。
例えば腕の振りをどんどん上げていった場合どちらのグリップが最後までダーツをもっていられるでしょうか?
おそらく僕が今といりれているグリップの方だと思います。
しかも指先だけでもつグリップのほうは腕の振りが早くなるにつれてダーツが手から離れていかないように力をいれてダーツを握っていなくてはならなくなってきます。
そうするとリリースに影響も出てくるしダーツの飛びもよくなるとは決して思いません。
僕の取り入れているグリップだと力まずに腕の振りについて行きやすくなります。
そしてダーツの重みをしっかり感じ取るにはダーツに無駄な力をいれないで持つ必要があります。
(これについては
第3回 グリップについてに書いてあります)
どなたかのDVDでも紹介されていますがダーツの重みを感じるのにわかりやすい方法はスマートフォンなどを使って行うことができます。
親指と人差し指でスマートフォンを挟みダーツのようにセットアップします。
そしてこの時指には力を強めにいれておきます(画面が割るほどにはダメですwww)
この力を徐々に抜いていくと手首に重みが感じられると思います。これがダーツの重みを感じるということです。
つまりダーツの重みは手首で感じ取るイメージが大切です。
そして腕の振りは、ムチのようなしなりをイメージします。
この時手首の固定を解除してしまってはだめです。あくまでもイメージです。
そして体のブレは力をいろんな方向に分散させてしまうため体幹をしっかりともっておきましょう。
これらのことを正確にしただけで矢速が明らかに変わってくるはずです。
これは中級編です。ある程度の基礎ができてから矢速を気にして行ったほうが良いと思います。
基礎や理屈がわかっていないとどうしても力で矢速を出してしまうので危険です。
ダーツは力で飛ばすわけではありません。自分の体重を腕の振りからでる遠心力とあわせダーツに伝えて送り出すのです。
少し言い回しが複雑でわかりづらいかもしれませんがこの感覚は試行錯誤しながら見つけていくものです。
ダーツに正しく力を与えることを意識しながら練習に取り組むとイメージを早くつかみやすくなると思います。
駄文の為わかりづらい部分も多いと思います。
僕も無責任にものを伝えたくないので疑問に思った部分は是比お尋ねください。
誠心誠意をもってお答えいたしますので!!!!
とりあえず今回の重要なポイントは前述でも書いた
1・ダーツに対して正しく力を伝えること
2・体のぶれをなくす
3・ダーツの重みをしっかり感じ取る
4・力まない
この4点と
5・体重を腕の振りからでる遠心力とあわせダーツに伝えて送り出す
この5点です。
では次回はまたクリケットの続きを書いていきます。
何かリクエストがあれば遠慮なくどうぞ!
ではまた次回です(^O^)
ワンクリックのご協力いただければ幸いです。