まず現在のダーツの重量についての規定ですが
JAPAN
選手はチップ・バレル・フライトと認識でき、各パーツがそれぞれ取り外し可能な物、30.0cm、25g超えないダーツを持参するチップはソフトダーツ用チップのみ使用できる。
PERFECT
選手は、ティップ・バレル・シャフト・フライトと認識でき、30cm、3本で70gを超えないダーツを持参する。
ティップは滑らかな針状のプラスティック製とする。
このようになっています。団体によって少し規定が変わってきます。
そして少し前になりますがD-CROWNでは
選手はチップ・バレル・フライトと認識でき、30.0cm、20g超えないダーツを持参する。
チップはプラスティック状のものとする。
このようになっていました。
JAPANが発足してからダーツの重量上限が少しあがり、それにつれて各メーカーもそれぞれ重量を上げたモデルを出してきました。
リーグについては恐らく細かく規定があるんでしょうがそこまでは調べませんでした。
多分、各団体の規定と各リーグは統一していると思います。
この重量についての規定があるのはダーツボードの損傷や劣化を考慮しての物だったようなので、恐らくボードの性能がUPしたことによって重量規制も上がったんではないかと思います。
そしてこのダーツの重量によってなにが変わるかについて書いていきたいと思います。
簡単に言えば、重たければ重たいほどダーツの重量をしっかりと感じやすいと言う事です。
このダーツの重みをしっかりと感じられることによって、テイクバックやフォロースルーを行う際にダーツの力の移動をはっきりとわかるし、投げている感覚が強くなります。
そしてダーツの重みがある分、その重たさを利用して割と少ない力でダーツを飛ばすことができます。
しかしデメリットとして感覚で投げすぎてしまう傾向が出てきます。
なので自分のフォームが出来る前にあまり重量のあるバレルを使用することはオススメしません。
それに対して軽いバレルは指の些細な変化にも影響を受けてしまうし、ダーツを飛ばすという動作もより正しく行わなければ綺麗に飛んでくれません。
なのでこれを利用することができます。
綺麗なフォームや正しいフォーム(教科書通りである必要はありません、自分にとってのもので良いです)をみにつけたいのなら軽いダーツを使って練習することが良いと思います。
タングステンのマイダーツやそれなりに重量のあるバレルを持っている方ならわかると思いますが、たまにブラスダーツやハウスダーツを投げてみると思いのほか刺さらなかったり、全然グルーピングしない!なんてことありませんか?
確かに1本目や2本目でいきなり感覚を合わせるのは難しいですが、一向にグルーピングや矢の飛びを改善できない場合はフォームが正しく身についていない可能性が高いです。
僕は手離れが悪かったり、どうも力が入りすぎる、などという時はたまにハウスダーツで少しスローを行ったり、シャフトを外してバレルにチップをつけただけの状態でスローしたりします。
これによって飛ばし方や手の使い方を思い出しています。
今は
こういった物もあるので購入して調整用や練習用などとして活用するのも良いと思います。
『ダーツを飛ばす』といううことだけを考えると重量のある方が良いといえるかもしれません
ただ、重量が上がったからといって有利になるわけでもないですし、軽いからといって不利になるわけでもありません。それぞれの特性を知った上で今の自分にあった物を選択すると良いと思います。
とこんな感じで重量に関しては終わりにします。
なにか疑問や質問があればコメントでもメールでも良いのでお待ちしています(^O^)
次回は何について書こう・・・。それについてもリクエストがあったらよろしくお願いします!
それではまた次回!!!
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