まず、『スタンスと足の置く位置』ここからいきましょう。
これについては
【第5回 スタンスについて】でも少し触れているんですが、スローラインに合わせている方の足、右利きなら右足ですね。この足のどこに体重をかけたら良いのか?これを明確にしてしっかりと意識する必要があります。
これがはっきりと決められない場合は『4スタンス理論』これを取り入れてみましょう。
4スタンス理論についてはこのブログではあまり詳しく触れてきませんでしたが良い機会なので、簡単にですが説明していきます。
まず4スタンス理論とはなにか?
人間は、立っているときや歩いている時などに自然とバランスをとるために足のどこかに重心をかけています。
その重心をかける位置大きく分けて4つに分けられるのですが、これについてを4スタンス理論と言います。
4つに分類したもの
つま先の内側 →A1タイプ つま先の外側 →A2タイプ
かかとの内側 →B1タイプ かかとの外側 →B2タイプ
この4つに分けられます。
そしてこれらのタイプを2つに分けると
A1タイプ、B2タイプ → クロスタイプ
A2タイプ、B1タイプ → パラレルタイプ
このように分けることができます。
自分自身のタイプ判別方法
1・背伸び(つま先立ち)でチェック
壁に向かって真っ直ぐに立ち、つま先とおでこを壁にくっつけます。
この状態からスムーズに背伸び(つま先立ち)ができたら【Aタイプ】できない場合は【Bタイプ】となります。
【Bタイプ】の場合は身動きがが取れないような状態になるかと思います。
2・肩幅よりも少し狭い位に立ってチェック
足の内側に体重をかけて(外側を浮かす感じで)ゆっくり上半身をねじる
足の外側に体重をかけて(内側を浮かす感じで)ゆっくり上半身をねじる
内側に体重をかけたほうがねじりやすい場合 → 内側重心【1タイプ】
外側に体重をかけたほうがねじりやすい場合 → 外側重心【2タイプ】
となります。
これで自分がどのタイプかがわかったと思います。もっと詳しく調べたかったりよくわからなかった場合は各自調べてみてください。
とりあえず重心をどこにかけたら良いのかがわかったと思います。
そして各タイプのスタンスとしては
オープンスタンス→クローズスタンスの順で
A1→A2→B1→B2
としていったほうがより安定しやすいと思います。
そしてその足の置く位置については、もしもブルを狙っているとするのであれば重心をかける足の位置をブルの正面に置くと良いと思います。
これを頭に置いてまずは下半身を安定させましょう。
そして次に『上半身の開き具合とか細かい所が気になってしまいます。』ですが
これについても安定させた下半身に合わせ無理のない姿勢をとることで解決出来るのではないかと思います。
この時自分なりに合わせるポイントを作っておくと更なる安定が得られると思います。
例えば右利きの場合(自分なりに投げやすいポイントを決めると良い)
狙っているポイントを見る→そこから真っ直ぐの場所に重心をかける位置を置く→足の重心がかかっている位置の真上に右肩をあわせる→それらに合わせてセットアップの構えをとる。
などのように一箇所づつ自分のポイントを決めて置くと良いです。
・重心をかけるポイント・ダーツを構える場所(右目の真ん前など)・肩の置くポイント、などなどです。
これでとりあえず今回の質問にはお答えできたかなとおもいます。
再現性を高めたり、グルーピングを増したり、ダーツの安定性を出すにあたって自分のフォームがいつでも同じように出来ることが大切です。
一気には難しいかもしれませんが、一つずつ自分のルールを作ってフォームを完成させましょう。
そしてその時になにか問題(狙っている場所よりも右に行きやすいだとか、すっぽ抜けやすいとか)が出たらいつでも質問して下さい。必ず何か原因はあります。
でも正解か不正解は置いておいて、ある程度は自分のフォームが確率していないと原因を探るのもむずかしくなってきます。
そしてスタンスとは少しずれてしまいますが、クロスタイプとパラレルタイプの特性について書き忘れていたので書いておきます。
クロスタイプ → 物を掴む時に人差し指から斜め下方向に軸がある
パラレルタイプ → 物を掴む時に手のひらに対して横方向に軸がある
ダーツをもつグリップや、スローの際にこの軸を意識して行うことでブレをなくしたりスムーズな動作に繋がりやすくなります。これは人によっては劇的な変化をもたらす場合もあるので是比試してみてください。
長くなりました・・・。だらだらと長文すいません。お付き合いいただいた方ありがとうございました!
それではまた次回!!!
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