僕は普段意識的に近い所に目標をおいて投げる事があります。
わかりやすく言うとボウリングで言う所のスパットです。レーン手前にある▲マークの事です。
ボウリングではファウルラインから1番ピンまでは18.288mで、ファウルラインからスパットまでは4.88mとなっています。
この18.288m先に狙いを定めるためにこの4.88m先のスパットで狙いを定める。または狙いを定める基準としていくそうです。狙いとずれてしまった場合もこのスパットで軌道修正していくそうです。
目標としているポイントよりも手前に仮の目標ポイントを設定することで軌道修正の判断材料にしたりすることが出来ます。
これをダーツにも応用するという訳です。
ただダーツの場合はボウリングと違いレーンがあるわけでもなく、ましてダーツが移動している間は空中にある訳で明確な基準を作ることは難しいかもしれません。
ではどうするかといえば、僕が考えるポイントは2つあります。
1つ目はリリースポイントから10cmほど先に仮の目標をイメージする。
これはいきなりイメージしろというのは難しいので最初はマシンの文字だったり汚れ、なんでも良いので目に見えるものを参考にして行い、徐々に感覚を養っていきイメージを作り上げていく
2つ目はリリースポイントの位置、またはセットアップの位置をスパットとする
ただ構えたりダーツを離すポイントとしてしまわずに、ここをスパットとして捉えてスローを行う。
これは人によっては中々の効果をもたらします。ほんの少し考え方を変えるだけなのですがこれによって自然なスローを行うことができるようになる場合が多いです。
僕は1つ目のイメージでスローを行なっているのですが、この方法を取り入れる場合どちらでも構わないと思います。
このように基準を設けることで軌道修正が容易になったり、狙いをさだめるということがより明確になりやすいです。取り入れてみて損はないと思います。
ただ注意点としては、ある程度フォームが安定していないと効果は薄くなってしまうということです。
理由は想像がつきやすいと思いますが、ボウリングと違ってスパットが決まった位置に存在しているわけではないのでフォームが安定していなければ、スパットも安定しないということになります。
合わせるポイントが安定しなければそこに合わせてスローを行なっても正確な判断基準とはなりづらいのです。
なのである程度フォームが固まり始めてくる中級者位の方から取り入れてみるかと良いかと思います。
少し分かりづらかったかもしれませんが、何か分からない所があったらコメントなど下さい。
そんな感じでまた次回っす~!!!
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