そもそも周辺視システムとはなにか?
この周辺視の対義語として中心視というものがあります。
中心視というのは、一点を凝視して見ることで、ものの色や形を正確に捉えるのに適していると考えられています。こちらは集中して意識的に物を捉えている状態です。
そして肝心の周辺視とは、視野の周辺部を茫洋として(なんとなく)見ることで、ものの動きを捉えるのに適していると考えられています。こちらはあえて集中せずに無意識に感じ取っている状態です。
そしてこの周辺視は、広い視野で情報の変化を感覚的に捉えることに適しています・
この周辺視の特性を利用した情報処理法、周辺視システム は科学的に立証されていて、野球、剣道、ボクシングなどなど数々のスポーツに応用されています。
このように動いているものを捉えるのに適している『周辺視』をダーツに取り入れてみたらどうでしょうか?
セットアップを行い、テイクバックをしてリリースへと向かいフォロースルーへと繋がる。
この一連の動作を目で追って感じるのではなく、的を見ている視線の中に入れ動きを感じ取る。
これが出来たら利き腕と効き目のが逆でも一緒でも関係は無くなるでしょう。むしろ逆であったほうが有利である場合もありえます。
この様に文章で説明するとなんだか小難しいように感じるかもしれませんが、そんなに難しく考える必要はなく見ようとするのではなく感じるということです。
例えば、ぼーっとしていても直接見ようとしていない視線の横で机から紙が一枚落ちて行く時。別にそれを見ようとしているわけではないのになんとなく視線に入って気づいたりすることがありませんか?
この感覚が周辺視システムです。
誰でも持っている感覚なんです!
なのでダーツを目で追うのではなく意識的に感じることを心がけることで割とスムーズに取り入れられるのではないかと思います。
この周辺視システムで手の動きやダーツの動きを捉えることで、フォームやダーツの軌道を理解しやすくなります。
この周辺視システムを自分のダーツに取り入れて損は無いと思うので、興味を持った方や気になる方は是非取り入れて見ることをオススメします。
わかりづらい部分などはコメントやメールを頂けるとありがたいです!
ではこんな所でまた次回~!!!!
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